デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた治療法です。
つまり、歯科クリニックと自宅の両方でホワイトニングを行う方法だということです。
今回は、代表的なホワイトニング2つを組み合わせたデュアルホワイトニングが向いている人の特徴について解説します。
デュアルホワイトニングが向いている人の特徴5選
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを取り扱っている歯科クリニックであれば、基本的には受けることができます。
こちらが向いている方の特徴は以下の通りです。
・即効性を重視している
・大事なイベントを控えている
・高いホワイトニング効果を得たい
・自然な白さを実現したい
・白さを長くキープしたい
各項目について詳しく説明します。
即効性を重視している
ホワイトニングの即効性を重視している方にとって、デュアルホワイトニングはとてもおすすめの方法です。
オフィスホワイトニングは、即効性の高さが魅力的のホワイトニングですが、デュアルホワイトニングはさらにそこにホームホワイトニングを組み合わせています。
つまりオフィスホワイトニングよりも早く効果を実感できるということです。
即効性を重視する方は、市販のホワイトニング製品を併用するなど、つい無理な方法を選択しがちです。
その点、デュアルホワイトニングは安全性も考慮しつつ、即効性を高める方法であるため、非常に安心です。
大事なイベントを控えている
今後大事なイベントを控えている方にとっても、デュアルホワイトニングは向いている方法だと言えます。
ここでいう大事なイベントとは、結婚式や面接などのことを指しています。
特に、結婚式まであまり時間がないという方は、デュアルホワイトニングによって短期間で歯を白くすることを検討しましょう。
結婚式には、家族や友人など多くの人が集まりますが、このときホワイトニングでキレイな歯を手に入れていれば、周りの方に良い印象を与えられます。
また結婚式では写真を撮るケースも多く、より純白の衣装が映える写真を撮るためにも、デュアルホワイトニングで歯を白くしておくことが大切です。
高いホワイトニング効果を得たい
デュアルホワイトニングは、高いホワイトニング効果を得たいと考えている方にも向いています。
ホームホワイトニングは、白さが長続きするホワイトニングの方法ですが、それほどホワイトニング効果自体は高くありません。
そのため、真っ白な歯を求めている方にとっては、少し物足りない可能性があります。
一方、デュアルホワイトニングであれば、かなり患者さんの理想に近い白さにできることが考えられます。
自然な白さを実現したい
デュアルホワイトニングは、なるべく自然な白さを実現したい方にも向いています。
デュアルホワイトニングでは2種類のホワイトニングを組み合わせるため、歯の構造変化が起こりにくく、透明感のある白い歯をつくり出すことができます。
ホワイトニングの目的は白い歯を手に入れることですが、真っ白になりすぎると逆に不自然であり、施術を受けた歯だけが浮いてしまう可能性があります。
そのため、デュアルホワイトニングで自然な仕上がりを目指すことは大切です。
白さを長くキープしたい
デュアルホワイトニングは、ホワイトニング後の白さを長くキープしたい方にもおすすめの方法です。
オフィスホワイトニングは効果が現れるまでの期間が早いですが、その分色戻りが起こるのも早いです。
またホームホワイトニングは効果が長続きしやすいものの、その期間はせいぜいオフィスホワイトニングの倍程度です。
デュアルホワイトニングでは、これら2つのホワイトニングを組み合わせるため、数ヶ月で色戻りが起こる心配は少ないです。
もちろん色戻りが起こりにくいことから、歯科クリニックに通院する頻度も少なくなります。
デュアルホワイトニングが向いていない人
デュアルホワイトニングが向いている方がいる一方で、中には向いていない方もいます。
例えば、なるべく費用を抑えたい方や、痛みが苦手な方には向いていないと言えます。
デュアルホワイトニングを行う場合、オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、両方の費用を支払わなければいけません。
そのため、いずれかを単独で行う場合より確実に費用が高くなります。
またデュアルホワイトニングでは、2種類の薬剤を使用した別々のホワイトニングを行います。
こちらを言い換えると、2種類の薬剤における刺激を受けるということであり、どうしても痛みや違和感が出やすくなります。
まとめ
デュアルホワイトニングは、いわばオフィスホワイトニングとホームホワイトニングと良い所取りです。
そのため単独でホワイトニングを行うケースよりもメリットが多いのは、当然と言えば当然です。
しかし、費用はほぼ確実に高くなりますし、歯や歯茎などの口内組織にかかる負担もそれなりに高いため、こちらは理解した上で治療を受けるようにしましょう。
