【武蔵小金井の歯医者】矯正歯科ではどのような治療をするのか解説します

歯科医院では、虫歯の治療以外にもさまざまな治療を行っています。

矯正歯科も歯科医院で行う治療の1つですが、歯並びを治す治療なので歯並びがきれいな人にはなじみがないでしょう。

矯正歯科では、どのような治療をするのでしょうか?

矯正歯科について、解説します。

 

矯正歯科とは?

歯の悩みといえば、まず思い浮かぶのが虫歯ではないでしょうか。

歯科医院では虫歯の治療ができますが、虫歯以外にも様々な治療を行っています。

特に印象が強い治療として、矯正治療があります。

歯科医院で矯正治療を行っている場合には、診療科目に矯正歯科があります。

矯正歯科では歯を動かすという治療を行うため、一般歯科とは別の扱いになるのです。

歯を動かすには、矯正装置を使用します。

海外の映画を見ると、子どもが歯に金属を装着しているのを見ることがあります。

また、日本でも同じように装着している人を時々見かけるでしょう。

歯に装着している金属は金属ブラケットといい、ワイヤー矯正という矯正装置の一部です。

ワイヤー矯正は、もっとも古くからある基本的な矯正装置です。

矯正治療をするうえで、ワイヤー矯正が選ばれることが多いため、イメージとしても強いでしょう。

しかし、金属の矯正装置は目立つから嫌だという人もいます。

セラミック製のブラケットや白いワイヤーなどもあるので、目立たないようにすることも可能です。

また、歯の表側ではなく裏側に装着する矯正装置もあります。

リンガルブラケットや裏側矯正といい、歯の裏側に装着することで正面から見えないようにできます。

近年特に利用者が多い矯正装置が、マウスピース型矯正です。

代表的なものにインビザラインがあり、他にもさまざまなマウスピース型矯正があります。

マウスピース型矯正は、透明なプラスチックでできたマウスピースを装着することで矯正治療を行います。

インビザラインを例にすると、最初にレントゲンやスキャンで歯のデータを取り、シミュレーションによって現在の状態と歯を移動させた状態を作成し、移動に合わせてマウスピースを作成していきます。

マウスピースは、1枚につき0.25mmまで移動させることが可能です。

1週間おきにマウスピースを交換して、目標となる位置まで移動させます。

マウスピースは、最初にすべて作成して、順番に使用していきます。

マウスピース型矯正のメリットは、食事や歯磨きの際に矯正装置を外すことができるという点です。

矯正装置がない状態なので食事をしやすく、歯もすみずみまで磨くことができ、矯正装置もお手入れをして清潔に保つことができます。

 

矯正治療は何のために行う?

そもそも、矯正歯科はなぜ必要なのか疑問に思う人もいるでしょう。

矯正歯科、歯並びを整えるために行いますが、歯並びを整えることで見た目と健康の2つに効果があります。

見た目については、わかりやすいのではないでしょうか。

口を開けた時、歯が互い違いに生えているのと、U字型にそろって並んで生えているのとでは、後者のほうがきれいに見えます。

見た目の問題だけであれば、歯並びはあまり気にする必要がない、と思う人もいるかもしれません。

しかし、実際には歯並びは健康にもかかわってくるのです。

歯並びが悪いと、健康を損なうことがあります。

歯並びが悪いと歯が重なり合って生えることがあります。

重なっている歯は、間の部分が磨きにくいため汚れが残りやすく、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

また、唾液も届きにくくなるため、唾液が持つ殺菌効果や再石灰化などの力が働きにくくなります。

自浄作用が行き届かないため、やはり虫歯などのリスクが高まるのです。

さらに、歯並びが悪いと、噛み合わせもズレてしまいます。

嚙み合わせが悪いと、食事の際に食べ物を細かく噛み砕くのが難しくなるため、大きいままで飲み込むこととなります。

その結果、胃腸で消化する際の負担が大きくなってしまうのです。

加えて、噛み合わせが悪いと、歯にかかる負担が一定ではなく、偏りが出てしまいます。

負担が大きくなった歯は、折れたり抜けたりする可能性が高くなり、歯を失う原因になるかもしれません。

噛み合わせは、肩こりや腰の痛みにも影響します。

余計な力がかかりバランスが悪くなるので、肩が凝りやすくなったり、腰に余分な負担がかかったりするのです。

歯並びは口の中だけのことと思われがちですが、実際には全身に影響を及ぼすのです。

矯正治療を受けるのは、何歳からでも問題はありません。

気になる場合は、歯科医院で治療について相談してみましょう。

 

まとめ

歯科医院の診療科目には、矯正歯科というものがあります。

矯正歯科は、乱れた歯並びを治して歯を正しい位置へと動かす治療ですが、見た目の問題だけだと思っている人も多いでしょう。

歯並びは、もちろん見た目にも関係しますが、噛み合わせなどが口内の健康、ひいては全身の健康にも影響します。

歯並びを治すと、虫歯や歯周病の予防になるだけではなく、肩こりや消化不良の予防にもなります。

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