【武蔵小金井の歯医者で入れ歯治療】入れ歯を紛失してしまう原因とは?

入れ歯は歯がない方にとって、身体の一部と言っても過言ではありません。

入れ歯がなければ、咀嚼はしにくくなりますし、発音に関しても拙くなってしまうおそれがあります。

そのため、紛失しないように注意しなければいけません。

今回は、入れ歯を紛失する主な原因について解説します。

入れ歯を紛失する原因5選

入れ歯を紛失する原因としては、主に以下のケースが該当します。

・ゴミと間違えて廃棄する
・外出中に外して紛失する
・お酒を飲みすぎる
・トイレに流してしまう
・保管場所を決めていない

各項目について詳しく説明します。

ゴミと間違えて廃棄する

ゴミと間違えて入れ歯を廃棄してしまうというケースは、決して少なくありません。

特に洗面所などに入れ歯を仮置きしている場合、誤廃棄が起こりやすいため注意が必要です。

入れ歯は口内に装着しているとき以外、基本的には専用のケースか、入れ歯洗浄剤が入ったコップの中に保管します。

しかし、患者さんの中には、外した入れ歯を一時的に洗面所に置いておくという方も多いでしょう。

またこのとき、ティッシュに包むなどして置いていると、中身が見えずに捨ててしまう可能性があります。

さらに洗面所にそのまま入れ歯を置いている場合、流し台の中に落としてしまい、破損するリスクも高まります。

そのため、たとえ仮置きであっても適当な場所に置くことは避けましょう。

外出中に外して紛失する

外出中に入れ歯を外し、そのまま持ち帰るのを忘れて紛失してしまうというケースもよくあります。

こちらは宿泊先のホテルなどで起こりがちです。

宿泊先のホテルであっても、一日使用した入れ歯は洗浄剤で洗わなければいけません。

また浸け置き洗いをした入れ歯は、チェックアウトまでにケースに入れ替え、カバンにしまっておく必要があります。

しかし、このとき入れ歯をケースに入れるまではしたものの、うっかりカバンに入れ忘れるという方がいます。

自宅ならまだしも、外出先で入れ歯を紛失してしまうと、なかなか見つけるのは困難になります。

お酒を飲みすぎる

日頃お酒をよく飲むという方は、飲みすぎたことが原因で入れ歯を紛失する可能性があります。

入れ歯は基本的に、就寝時以外は一日中つけっ放しにしておくものです。

しかし、お酒を飲みすぎてしまうと、無意識のうちに入れ歯を外してしまっていることがあります。

またひどく酔っぱらっている場合、前日どこで入れ歯を外したのかわからなくなり、探しようがなくなってしまいます。

トイレに流してしまう

部分入れ歯の場合、誤ってトイレに流してしまうことも考えられます。

トイレの中にいるとき、何かの拍子で部分入れ歯が外れてしまうと、トイレの中に落ちて流してしまうリスクが高まります。

こちらも、お酒を飲みすぎたときに起こり得る失敗です。

またトイレに部分入れ歯を流してしまうと、回収することは不可能です。

保管場所を決めていない

入れ歯の保管場所を特に決めていない場合、紛失のリスクが高まるため、注意が必要です。

自宅のどこで入れ歯を保管するのかについては、患者さんの自由です。

枕元に置いていても良いですし、洗面所に置いていても構いません。

また小さな子どもやペットがいる家庭では、手が届きにくい棚の上などに保管することもあります。

しかし、毎回保管する場所が違うというのはNGです。

一度枕元と決めたのであれば枕元、洗面所なら洗面所で毎日保管してください。

入れ歯を紛失したらどうすれば良い?

入れ歯を紛失してしまった場合、歯科クリニックで新たに作製してもらうしかありません。

そのまま放置していると、食事や会話はしにくいですし、歯がないことによって少しずつ噛み合わせが悪くなる可能性もあります。

また保険診療の入れ歯を再作製する場合は、前回の入れ歯を作製してから6ヶ月以上経過している必要があります。

もし6ヶ月未満で紛失してしまったのであれば、保険は適用されず、作製費用は患者さんの全額負担になってしまいます。

自由診療であれば6ヶ月未満でもつくり直せますが、その場合は高額な費用がかかります。

別の歯科クリニックに転院したとしても、保険診療の入れ歯は6ヶ月以内につくり直すことができません。

こちらは、日本の保険制度が全国的に適用されるため、どの歯科クリニックであっても規定は同じだからです。

ちなみに、入れ歯の再作製にはある程度の期間がかかります。

保険診療のものであれば、長くても1ヶ月程度でつくり直せる可能性が高いですが、自由診療のものは半年近くかかることもあります。

つまり再作製ができるまで、不便な状態が続くということです。

まとめ

入れ歯はホームホワイトニングで使用するマウスピースなどとは違い、そこまで外す機会のないものです。

日中は常に装着しているため、紛失するリスクは決して高くありません。

しかし日常生活の行動に問題がある場合、管理がずさんな場合は、十分紛失する可能性があります。

また入れ歯を紛失した場合、無駄な費用や本来必要のない生活の制約などが発生するため、注意してください。

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