【武蔵小金井駅前の歯医者で親知らず治療】親知らずの正しいブラッシング方法について

親知らずが生えているからといって、必ずしも抜歯をしなければいけないとは限りません。

場合によっては、そのまま残してしばらく様子を見ることもあります。

ただし、その間のブラッシングだけはキッチリと行っておかなければいけません。

今回は、親知らずの正しいブラッシング方法について解説します。

親知らずの正しいブラッシング方法7選

親知らずが生えている方は、以下のことを意識してブラッシングをするようにしましょう。

・力を入れすぎない
・毛先を斜め横から入れる
・小刻みに動かす
・鏡で確認する
・歯茎と歯の境目を意識する
・親知らずの手前の歯の後ろ側も磨く
・フロスを併用する

各項目について詳しく説明します。

力を入れすぎない

親知らずは非常にデリケートな部分であるため、ブラッシングするときはより力を入れすぎないように注意しましょう。

力が強すぎると歯茎が傷ついてしまい、炎症を引き起こすリスクが高まります。

また親知らずがある方の中には、すでに周囲の歯茎で炎症を起こしている方もいます。

このようなケースでは、やわらかい歯ブラシで慎重に磨かなければ、痛みが増強する可能性があります。

ちなみに力を入れすぎないためには、歯ブラシを親指・人差し指・中指の3本で持ち、親指の力を抜くのがポイントです。

毛先を斜め横から入れる

親知らずをブラッシングする際は、歯ブラシの毛先を斜め横から入れなければいけません。

そうしなければ、きちんと親知らずに毛先が当たらないからです。

また毛先を入れる際は、少し小さめに口を開けるようにしましょう。

届きにくいからといって大きく口を開けてしまうと、頬が引っ張られてしまい、かえって毛先が届きにくくなります。

もちろん親知らずに毛先をしっかり当てるためには、ヘッドが小さめに作られている歯ブラシを選ぶのも重要です。

毛先についても、なるべく長い方が清掃性は高まります。

小刻みに動かす

親知らずは奥まった部分にあるため、歯ブラシを大きく動かすと汚れをうまく落とせません。

そのため、なるべく小刻みに動かすようにしましょう。

また小刻みに動かすことは、力を入れすぎないことにもつながりますし、歯ブラシの寿命が長くなるというメリットもあります。

傷んで毛先が広がってしまった歯ブラシでは、親知らずどころか磨きやすい歯の汚れも十分に落とせなくなります。

鏡で確認する

ブラッシングは基本的に鏡を見て行いますが、親知らずを磨くときはこのことを強く意識しなければいけません。

また姿見の場合、口を大きく開け、鏡にかなり近づかない限り、親知らずの汚れが取れているか確認するのは難しくなります。

そのため、親知らずをブラッシングするときのために、デンタルミラーを用意しておくことをおすすめします。

デンタルミラーは歯科クリニックでも採用されている器具で、棒の先に小さな丸い鏡が付いているものです。

こちらを使用すれば、大きく口を開けなくても親知らずの状態を確認しやすくなります。

歯茎と歯の境目を意識する

親知らずの中には、歯茎が覆いかぶさっている状態のものもあります。

また、一部のみが見えていて、その大部分が歯茎の中に埋まっているというケースも少なくありません。

このような親知らずは、歯茎と歯の境目を強く意識して磨きましょう。

なぜなら、歯茎と歯の境目の部分には特に汚れが付きやすいからです。

ただし、こちらは特に炎症が起こりやすい部分であるため、慎重にブラッシングすることも忘れてはいけません。

親知らずの手前の歯の後ろ側も磨く

親知らずをブラッシングする際は、その手前にある歯の後ろ側も丁寧に磨くようにしましょう。

隣接する手前の歯が汚れている場合、親知らずもその影響を受けることになります。

手前の歯の後ろ側は、言い換えれば親知らずの前側です。

この部分をしっかり磨かなければ、親知らずの周りの歯茎は細菌の影響により、炎症を起こす可能性が高まります。

もちろん親知らず自体を磨く際は、噛む面だけでなく周囲をくまなくブラッシングすることが求められます。

フロスを併用する

親知らずのブラッシングでは、歯ブラシだけでなくデンタルフロスも併用することをおすすめします。

歯ブラシでのブラッシングの補助としてフロスを使用すれば、取り切れなかった汚れも絡め取ってくれます。

また、まっすぐ生えている親知らずの歯間であれば、Y字フロスが比較的向いています。

ただし、親知らずの生え方や歯茎の被り具合によっては、フロスを使用しても汚れが落ちない場合があります。

このようなケースでは、安全面から抜歯を行うことも検討しましょう。

まとめ

親知らずを抜歯せず様子を見る方は、歯や歯茎で問題が起こらないように、日々のブラッシングを欠かしてはいけません。

また抜歯することが決定している場合でも、抜歯当日までは適切なブラッシングを継続する必要があります。

ちなみに十分なセルフケアができない場合、ブラッシングをしていても炎症が治まらない場合などは、抜歯をした方が良いでしょう。

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